亀戸のホルモン青木

コロナが怖い濵田最高顧問を亀戸にご招待

濱田(以下、浜田)顧問はジャパライフの最高顧問。でも顧問料を受け取らないので江東区亀戸の「ホルモン青木」に招待しました。でもよく考えたら浜田さんはホルモンが苦手でした。なのでハラミやロースなどを中心に頼み、私はシマチョウとかばかり食ってました。

浜田さん(以下、浜ちゃん)は江戸っ子ですが、奥さんがコテコテの大阪人なので閉口しています。奥さんて怖いですね。いい男をつかまえたら逃がさない。そして自分の文化を強要する。うちの妻も大阪人ですが関西人同士だからまだいい。「肉じゃがをつくった」というので食べたら豚肉だった。「なんで牛肉ちゃうねん?」と聞いたら、「牛肉高いから」と。食ったらそれはそれで美味い。

これが浜ちゃん家では通用しない。「肉」と言えば「牛肉」。浜ちゃんは大好きな豚肉が食べられない。生姜焼きも牛肉なんだろうか?トンカツも牛肉なんだろうか?豚バラも牛肉なんだろうか?とにかく浜ちゃんは大阪をそのまま千葉にもってきたような家に住んでいるため豚肉が食べられない。怖いので文句も言えない。

浜ちゃんは「ホルモン青木」が豚肉のホルモンだと思ってたようで。「ホルモン青木」にも豚肉のモツはありますが、牛肉がメイン。失敗したなと思いましたが「おいしい、おいしい」と食べてくれました。食後、店の前で撮ったのがこの写真。



右が私で左が浜ちゃん。こうしてみると二人とも老けたなあと。髪の毛が少なくなってる。

浜ちゃんは東京都文京区の下町に生まれて55年、亀戸に来るのは初めてだと。私は仕事で100回近く来てるんですが。そこで亀戸の街を案内しました。「ここがガールズバーやで」とか「ここが元中国マフィアの巣窟やで」とか。

巣窟後にできた中国物産店へ行きました。ともに商社の食品部門にいた頃、中国へよく行ったので「なつかしい」といつまでもふらふら。私は刀削麺を買って名刺を渡し宣伝。そのあと「八百関商店」を案内。聞こえてくるのは中国語ばかり。ここが隠れたチャイナタウンだということをご説明。八百関自体は日本人の経営。以前、取材したことがある。

で、「千葉商店」。ここは海鮮専門の中国物産店。浜ちゃんは興味津々。というか、懐かしくてしょうがない。中国駐在時代を思い出してるんでしょう。ここで私は香酢を1本買って名刺を渡し中国語で宣伝。香酢は180円。レジの男の子は私の名刺をもらって喜んでた。電話があればいいのですが。

それから私がよく行っていた喫茶店「たに珈琲店」へ。喫煙できなくなっていた。でもまあしゃあないわと。私は往時をしのびつつ浜ちゃんと話す。

さっきから「浜ちゃん、浜ちゃん」と気安く呼んでいますが、浜ちゃんは私より2才年上。でも、これでいいのだ。

〆はエクセシオールの喫煙室。煙草が吸いたかったので。ちなみに浜ちゃんは煙草は吸わない。もうやめてだいぶになる。歯科衛生士がきれいだという、たったそれだけの理由で何年も歯医者に通い大金を払う。一生おいしいものを食べたいからと言っているが、歯科衛生士目当てなのは間違いない。あと、毎日ジョギングしてる。仕事は在宅中心。趣味はコンプラ違反の社員を吊るし上げること。(それが仕事やっちゅうに)
 

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