第1回きよ彦BoB!

林家きよ彦初の独演会

7月4日に第1回きよ彦BoB!が下北沢スターダストで行われました。なかなかおもしろかったです。第2回は11月7日(日)とのことで早速予約を入れてきました。時間は今回と同じく午後2時開演です。大体、1時間40分ぐらいです。

今回の演目はこれ。



しょっぱな、いきなり高座の前で漫談30分。なに考えてんねん。(笑)

『権助魚』は古典ですが丁稚の権助が女中の「権助子」になってた、
なに考えてんねん。(笑)

仲入りがあって得意の新作落語に入るのですが、驚いたのは2作連続で正座したままやりぬいたこと。よく修行を積んでる。私だったら足がもたない。

おもしろいと思ったのは『追っかけ家族』。フルーツパーラーズとかなんとかいうAKB48みたいのが出てきて「マンゴーちゃん」とか「ドリアンちゃん」とかいる。そこで握手会。券が何枚で何十秒とか決まってて、ある女性が「いちごちゃん」に並ぶ。実はこの女性、「いちごちゃん」の娘の担任の先生で、家庭訪問に来た。握手をしながら「娘さんのご家庭でのご様子は?」とか「進路についてどうお考えですか?」とか聞く。

オチは忘れたけど笑った。おもしろかった。

そのあと『憧れ』をぶっ通しでやるわけだけど、これはきよ彦さんの出身地である北海道の女性3人の東京に対する憧れを描いたもの。これもおもしろかった。笑えた。自分が東京にはじめて来たときのことを思い出した。



撮影会



赤い毛氈の上に座ってる薄紫の着物の人が林家きよ彦さん。後頭部の禿げてるおっさんではない。

見たところ男性客が多いのですが、私の座っていた後部座席は女性がちらほらおられた。私の右も左も女性だった。40名ぐらいで満席だった。関西人の私はすぐお金の心配をするのですが、1,500円(予約)×40名=60,000円。まあトントンてとこか。コロナさえなけりゃ60名ぐらい入れるのに。そうすれば90,000円。この30,000円は大きい。

何の話をしているのか。

BoBというぐらいでオカッパ頭がトレードマークなのだが、以前、動画で見たら、
「後ろからみたらほにゃららで、(ここで振り返り)前からみたら田嶋陽子」
で、ひっくりかえって笑った。

演劇の聖地、下北沢。近くには本多劇場もあります。



私は落語を観たあと余韻を楽しむため立呑屋に寄る癖があるんですが、小雨の中、傘もささずに煙草の吸える立呑屋を探してました。生ビール一杯だけ呑んで帰ろうと。

しかし見つからず。仕方がないので下北沢スターダストの2階にある「ブルーマンデー」という煙草の吸えるお洒落な喫茶店で一服しブラジル珈琲をいただきました。



素敵な一日でございやすた。

みんなで林家きよ彦を応援しよう。(逸材です。私の目に狂いはない)
 

PAGE TOP