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昨日５月１４日、土曜日。
午前中に東向島のインド・ネパール料理「ロシャニー」で打合せがあり。
（「ロシャニー」をご贔屓に。東武東向島すぐ。社長もコックも一生懸命）

打合せが終わり頼んだラッシーの会計をすませ曳舟まで歩く。
目指すはもちろん日本一居心地のいい喫茶店「ジロー」。

その日はアニマルボイスさんは多忙のため来られず。
私ひとりであった。（もちろん他に客はたくさんいる）

煙草に火をつけふーっと煙を吐く。
上方落語『皿屋敷』の台本に目を通す。
すると何故か米朝師匠が現れ、

「わしは二代目ちゃうで。三代目や。あんた『山波』原稿に二代目って書いたやろ」

あわてた。帰ってアニマルボイスさんにメールしよう…。

「しのはらさん、おまたせしました～」

お母さんがやってきた。私の目の前にはボリュームのあるミックスサンド。



ひとつつかみ口にもっていく。
ふわっと濃いバターの匂い。
かむとバターの香りが口中に広がり、同時に粒マスタードの辛みがほどよくやってくる。

今やバターは高級品であり家庭ではマーガリンがよく使われる。
しかしバターの牛くささというか濃厚な味と香りがキュウリと相まってとてつもない美味さ。
そこへ玉子焼きが「コケコッコー」とやってくる。

私は思わず叫んだ。

「コケコッコー！」