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元関脇出羽の花の出来山親方が夏場所で相撲協会引退(日刊スポーツ)
2021/06/05
https://www.nikkansports.com/battle/column/sumo/news/202106040001513.html
出羽の花関といえば私の少年時代の一番の贔屓力士でした。握力なんと90キロ。日本人成人男性の平均握力がピークの30代後半で50キロ弱ですから、いかにすごいかわかるでしょう。「鉄の爪」という異名をとっていました。出し投げから左手で相手の股座を持ち上げ、宙に浮かして背中から土俵に叩きつけるという「小股掬い」という技が得意で、これが決まると豪快なものでした。最高位は関脇で、大関にはなれなかったのですが、粘り強くしぶとい取り口でした。どちらかというとやせているので、あんこ型の力士には苦労してました。金星を上げても師匠の出羽海親方から「長いことやってえればそういうこともある」と、ちっともほめてもらえず。一説には当時は珍しかった大卒力士(日大)だったため疎んじられたとか。あまり目立たないおとなしいお相撲さんだったのですが、私は彼のインタビューでの謙虚なところ、また先ほども申しました「小股掬い」のような豪快な技能派の技が好きでファンになりました。千代の富士より好きでした。しばらくゆっくりして、気が向いたら土俵に遊びにきてほしいです。お疲れ様でした。
出羽の花関といえば私の少年時代の一番の贔屓力士でした。握力なんと90キロ。日本人成人男性の平均握力がピークの30代後半で50キロ弱ですから、いかにすごいかわかるでしょう。「鉄の爪」という異名をとっていました。出し投げから左手で相手の股座を持ち上げ、宙に浮かして背中から土俵に叩きつけるという「小股掬い」という技が得意で、これが決まると豪快なものでした。最高位は関脇で、大関にはなれなかったのですが、粘り強くしぶとい取り口でした。どちらかというとやせているので、あんこ型の力士には苦労してました。金星を上げても師匠の出羽海親方から「長いことやってえればそういうこともある」と、ちっともほめてもらえず。一説には当時は珍しかった大卒力士(日大)だったため疎んじられたとか。あまり目立たないおとなしいお相撲さんだったのですが、私は彼のインタビューでの謙虚なところ、また先ほども申しました「小股掬い」のような豪快な技能派の技が好きでファンになりました。千代の富士より好きでした。しばらくゆっくりして、気が向いたら土俵に遊びにきてほしいです。お疲れ様でした。